世界線を変えたい。そして引き寄せの法則とかを提唱する輩はろくな奴はいない。
最近、暇つぶしに何気なく本屋に入って面白そうだと思った本をジャケ買いしました。
この2冊です。
僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1)
- 作者: 乙野四方字,shimano
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/06/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (6件) を見る
君を愛したひとりの僕へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-2)
- 作者: 乙野四方字,shimano
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/06/23
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
まあ、ネタバレしない?ように書くとSF恋愛小説?みたいな。並行世界(パラレルワールド)解釈に基づく話なんですが、なかなか面白かったです。
この影響でアニメのシュタインズゲートをアマゾンプライムで見始めました。
ちなみにゲームの方は5年位前にクリア済みです。
まだ未体験の人が心からうらやましい。しばらく余韻に浸れるし、人生に大きな影響を及ぼす位のインパクト&感動のある作品です。お陰でひとり暮らしを初めてすぐにニキシー管の時計を買ってしまったほどです。
こういう科学的な解釈に基づくフィクション、つまりSFが大好きです。夢、ロマンを感じる。アルジャーノンに花束を、とかアンドロイドは電気羊の夢を見るのかとかも大好きな話です。
多分アスペのせいで思い込みが激しいのが災いして?るんでしょう。その分その世界にどっぷり浸れるのが救いです。
シュタゲの話に戻ると現実でも世界線を変えたいと本気で思います。ジョン・タイターなんて本当に信じたいと思ってる位です。それと同時にスピリチュアルな事とかは本当に胡散臭いと思ってします。引き寄せの法則とか言ってる人は絶対友達になれないと思う。胡散臭さ半端ない。「この500万円の壺を買わないと不幸になりますよ。」って言ってくる怪しい人間と全く同類とみなしています。私は。アスペのせいでブーストかかって妙にリアリストなんですよね。本当に苦しい時にすり寄ってくる人間なんてロクな奴はいない。その前から友達だったとかなら話は別ですが。
ここ2週間くらいは落ち着いていて、何とか人生のどん底は脱したのかな、と思います。理不尽な形で人生の転換を迫られて、心が折れそうでした。というか実際折れました。1回壊れました。で、引き寄せの法則とかの啓発本を手にした事もあったし、頑張った事もあったけど結局何も変わらなかったです。極論であれは「諦めて受け入れろ。そしたらお前が変わる」的な事を言ってるんですよね。そんなんで諦められたら苦労しねーよ、そんなんで望む物が手に入るんだったら誰も不幸になってねーよ、って思うんです。引き寄せの法則とかを提唱している輩は結局金儲けがしたいor運が良かっただけ。大多数の人はそんなに幸運じゃないから。特殊な事例を取り上げてさも一般論、当たり前かのように語ってるだけ。冷静に考えたら滅茶苦茶胡散臭いでしょ?
だったらまだ、科学的な根拠の積み重ねという土台があるSFの方がはるかのロマンが詰まってると思いませんか?とりあえず世界線を変えたい。全く違う世界線へ飛んでみたい。混沌とした混乱の世界でも、平和な世界でも。そこに求める何かがあるのなら。
エル・プサイ・コングルゥ。これがシュタインズゲートの選択だ。