俺はリア充(古)

最近いい感じに脱力できるようになってきました。

以前は完璧主義過ぎてその事で自分自身が追い込まれたり、悩み過ぎたり、行き過ぎたり・・・。そんな中で離婚を経験して出会った魔法の言葉

「まぁいっか。」

これ、本当に魔法の言葉。ケアルガより全然効きます。もう何でも許せるし何でも受け入れられる。

離婚って本当にエネルギー使いますよね。

行き場の無い怒りとか、悲しみとか不安とか何かもう物凄い黒い感情がグルグル頭を回るんです。このままじゃ頭から黒いオーラの出まくりのまっくろくろすけ廃人になっちゃう、と思ったんです。で、出会ったのがこの言葉。これにより許しまくりの受け入れまくり。どのくらいかって言うと電車が事故で1時間遅延して1月の気温5℃のクソ寒い中でホームでそのまま待たされても全然気にしないで事故にあった人の無事を祈れるレベル(実話)そうなると何でも許せちゃうようになります。ちなみにこの境地まで達観するのに2か月以上かかりましたが、職場で数少ない友人(後輩)に話したら「もう変態ですね。」って言われました。まあ、そうなると人生って面白い事や幸せな事に溢れてるんですよね。人生の価値観や視野が360°変わったんです。つまり1周して周りを見て元に戻ったって事ですね。周りを見れたから新しい発見や価値観に気づけたわけです。う~ん。幸せ。

そこで思うんですが私って真のリア充ではないかと。一人身で人格のせい病気のせいで友達も本当に少なくて給料は安くて。でも日々、充実してるんですよね。食事をして貧乏飯で幸せを感じ、お風呂に入って幸せを感じ。春になって暖かくなってきた日差しに幸せを感じ・・・。本当に1つ1つの何気ない日常が幸せで充実しているんです。今までみたいに怒ったりする事もほぼ無くなりました。

所詮リア充なんて他者評価でしょ?他人から見て友達多そうとか、パーリーピーポーやってたりとか、恋人いるとか。そんなもん他人の価値観で他人が作った物差しを一般化して図ってるに過ぎないんです。ぼっちでもその人が幸せで充実しているならもうリア充なんですよね。そもそも俺、人と関わるの嫌だし。上辺の友達と2人にされるとその場の空気に耐えられなくて逆に爆発してしまう。

そんな事を思った今日このごろでした。

 

脱・うつ病 キーワードは自己承認

 受診からアスペ疑い&うつ病と診断されまず私が取り組んだ事は

            自己分析と対応策の立案!!

でした。会社とかでバカみたいにPDCAサイクルとかやってますか?あれですあれ。

P(プラン・計画)→D(ドゥ・実行)→C(チェック・反省)→A(アクト・改善)を実生活でやろうと。仕事の査定なんかでやらされてきた時はもうアホみたいだなぁ、しか考えてませんでしたが実生活で役立つとは。あれですね、中学生の頃に二次関数とか何につかうんだよ。実社会じゃ使うとこねーよ、と斜に構えてたのに就職先は測量関係で「あ、ここで使うじゃん!」みたいな感覚なんでしょうか?違うかな?

 まあ、ともかく、まずは自己分析。実際にアスペるルガーについて調べていくと情報が出てくるは出てくるわ。まさに情報過多のネット社会。まあおかげで助かりましたけど。で、ほとんどの症状が自分に当てはまる事に気づいちゃったわけです。

 例えば

・単独行動が好きで他人との関わりが希薄とか。

・急激なスケジュール変更が苦手とか。

・選択的注意ができないとか。

 様々な事を1つ1つリストアップして行きながら対策を考えました。そして「自分取扱い説明書」なるものを感性させたのです。まさに「トリセツ」西野カナ。そんな生易しいもんじゃねーから。生きてく上での障害に向き合うためだから!と心の中では西野カナさんに勝手に憤りを覚えていたとかいなかったとか。

 私のトリセツの一部抜粋がコチラ

 「単独行動が好き。他人のペース・リズムに合わせた行動を取る・仕事が苦手。というか苦痛。何でも自分のペースでやりたい。

飲み会については基本的に酒が好きではない。特に飲み会などであまり親しくない人と長時間世間話などをする場面がひどく苦手で苦痛を感じる。内容の無い話を繰り返す事に価値を感じられないから。それに何を話せばいいか、会話が途切れないようにしないと、などと考える時間が苦痛になる。そもそも親しくなりたいという願望も希薄。同じ価値観を持った人が少ないから。(→同じ価値観を持った人=アスペルガー)」

 今でも実践してますこれ。というかストレスを感じないように生きていくためには一生続けなきゃなんですよね。これ。だからさっさとカミングアウトしてもう誰も気を使って誘わないで欲しい、と思っちゃいます。じゃないと空気読まず「あ、ストレスなんで誘わないでください。」ってサラっと言って天然のブリザガかブフダインを発動させて周りを凍りつかせてしまいます。

 

で、同時にうつに対してのアプローチを始めました。ここでまずは心理学から勉強を始めました。そこで出会ったのが表題の自己承認。

 マズローさんという人が唱えた人間の欲求5段階説っていうのがあって心理的欲求は5つの段階でレベルアップしていくんです。まずは生理的欲求。ご飯食べたいとか寝たいとか。まあ動物の本能ですな。で、それが満たされると次に出てくる欲求が安全欲求。安全に暮らしたいとか。紛争地域とか急にホームレスになっちゃった人なんかはこの欲求が出てきます。で、それが満たされると次は帰属欲求というのが現れます。仲間外れにされたくない、孤立したくないとかです。その次が尊厳欲求・承認欲求。これは他者承認によって得られます。たとえば人よりいい成績をとる事やおしゃれをする事で得られる優越感、人に認められるという快感。人に認められたいという欲求です。で、最後にそれが満たされると自己実現欲求が現れます。これは本当に強い人。他人の評価や意見に耳を貸さずに自己の目標実現などに対する欲求です。

 そこで、自己分析したんですが、私、承認欲求が強いんじゃないか、と。例えば仕事でも休日を潰してスキルアップトレーニングを受けたり資格とったりしょっちゅうでした。で、「俺スゲー」って勝手に思ってました。職場でも「何かあいつスゲー」と思われていました。(多分)たまの休みもバイトして「家族のために頑張ってる俺スゲー」本当にたまの休みは家族を誘ってお出かけして「たまの休みにもいいパパやって俺スゲー」

でもね、それって結局他者評価への依存だったんです。人の物事の受け取り方は千差万別だし、思う事、感じる事までコントロールできないんです。でもそこすらコントロールできると盲信していました。頑張った事に対しての結果が伴わない事があると攻撃的・高圧的になってました。感受性は人の100倍強いんですが共感性がほぼ0なんですね、アスペの場合。だから傷つきやすいくせに攻撃的だし、思い込み激しいし(頑固)もう本当にヤバイ人でした。で、まずは自分を認める事から始める事にしました。他者承認に依存してる人って自己承認力が低いと知ったからです。結局人の感情なんてコントロールできませんし。どんなに頑張って凄い事やってもその人にとってどうでもいい事もいっぱいあるわけです。だから自分が自分を認めてあげる。自分が自分を愛してあげる。そこから始める必要があったんです(怪しいセミナーモードに入ってきてしまいましたが)

 自己承認力の低さは幼少期の育てられた環境なんかが大きな因子だそうです。そういえばテストで100点は当たり前だったし、足早いからずっとリレーの選手だったけど、「それ、当たり前だから」みたいなムードだったなぁ、うち。しかも苦手教科は無理やり塾とかで伸ばす、得意教科は放置してできても別に褒めないみたいな。ちなみに中学時代の国語の偏差値68、数学34というこの偏りっぷり。まあ、だから一切勉強しなくても国語とか常にトップの成績だったんですが。でもそれ、障害のせいだから。やっても伸びねーから。脳の障害だから。ってタイムマシーンがあったら戻って言ってやりたい。うちの親に。しかも友達できないし、観点は他人とズレてるし。この疎外感。で、親は認めねーし。という環境のせいで自己承認できないかわりに他者に承認依存するようになっちゃったんですね。だから自分褒めて認めて愛してあげる事にしましたよ。自分で。他人から貰ってもまた同じことの繰り返しになっちゃうしね。ここで重要なのは自分を認めるっていうのは悪い自分も認めるって事です。いい事だけじゃない。悪い自分も受け入れて認めてあげる。誰しも正義感溢れる部分と物凄く残酷で冷徹な部分がありますよね。(ありますよね?俺だけ?)それも含めて自分なんだ受け入れて愛してあげなきゃ、という事です。ここで自己覚知した瞬間、私の中に眠っていたペルソナが目を覚まし・・・ませんでしたが、世界が・景色が変わりました。そして自己実現欲求だけを目指す事にしようと決めました。聞くところによるとかのスティーブ・ジョブズビル・ゲイツなんかもアスペらしいですね。ずーっと同じデザインの服着てたとかのエピソードから他者の評価はどうで良くて自分の目標実現しか見てなかったから大きな仕事が成し遂げられたと考えれば納得いきます。あと、特殊スキルの過集中でターボもかかったんでしょう。そう考えればこの障害も悪くない、とニヤリとしていまします。まあ彼らと比べたらスケールは物凄く小さくなりますが私も何か成し遂げられるはずだ、と勇気が湧いてきたのでした。

 そして自己承認力を上げるためのトレーニングが始まったのです・・・。

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初受診で衝撃の言葉

 うつになって初受診。心療内科なんて正直あんまりいいイメージなかったので少し抵抗があります。けど、自分で自分を分析して「共依存」というキーワードを導き出して専門の病院を探し出して予約をとりました。もう正直あの頃の記憶は曖昧です。毎日夢遊病状態だったので・・・。ちなみに共依存とは対人関係で愛情による支配とかで価値を見出している状態です。私の場合は家事をやったり懸命に働く事が家族を幸せにする、頑張っているという歪んだ認知で自分の価値を図って妻に依存的・支配的になっていたんですね。

 で、頑張って初受診。カウンセラーに30分くらいかけて生い立ちや現状を話します。で、いよいよ診察。そこでDrから衝撃の一言が・・・

「あなたも発達障害ではないですか?」

え?何?何ていったの?マジで?・・・。

 実はうちの息子は発達障害です。言葉と知能の遅延がみられます。ちなみに私の兄弟子供たち、つまり私からみたら甥っ子姪っ子のうち総勢5人が自閉症という発達障害一家。私の息子も3歳児検診でひかかってすぐに発達障害の診断を受けて1回/週の通所療育生活を私と続けていました。その時は一瞬「私ももしかして・・・」と頭をよぎった事がありました。でも、私は普通に社会でやっていけてるしそんなハズない。俺はできる男だ(意味不明)と考えていました。

 でも、すごい楽になったんです。今までの人生全て「ツイてない」「嫌なことばっかり」「何でこんなにつまらないんだろう」「何で俺ばっかりこんな目に・・・」とネガティブ思考のオンパレードでした。で、人間関係もうまくいかなかったり、転職しちゃったり、離婚する羽目になったり。でも、これって障害のせいだったんです。全部悪い?のはこれ。だけど感謝すべきもこれ。このおかげで今があるから。で、全てを受け入れて、自分を認めて、障害を認めて自己覚知しようと。得意と苦手を知って自分をもっと客観視しようと決意したわけです。人様に迷惑かけないようにでも好きな事やって幸せに生きて行こうと。

30歳代後半、アラフォーにして自分探しが始まったんです。

自分探しの旅立ち ~そして伝説へ~ って感じでドラクエのテーマが流れまくりです。まあ本当は流れてませんでしたけど。

 で、やっぱりうつはうつでした。薬もらって終了。そして帰り際に先生から目から鱗の一言が

「たぶん貴方も発達障害です。奥さんは貴方のトリガーをひいてしまうんでしょう。」

はいはいはい。よくぞ言ってくれました。その通りです。別居してからの苦しさとともに微かに感じていた安堵感。そう。一緒にいると私のトリガーひかれちゃうんです。イライラさせられたり、嫌な気分になったりしちゃう。つまり最初から一緒にいてはいけない2人がなんかの手違いで結婚しちゃってた、という事です。もうこの一言にどんだけ救われたか。さすが精神科医。スゲーと思いましたしどんな薬より効きました。(どんなに合理的でも自分で納得できない事じゃないとできないのがアスペの特徴。先生わかってるぅー)

というわけで、色々考えさせられる初受診でした。そしてここから自分探しが始まったのです。

 

自己紹介

 初めまして。30代後半のアスペルガーな会社員です。仕事は技術職でたまにそれにちなんだバイトをWワークでやってます。独身です。
 基本的にじっとしてるのが苦手で超超超せっかちでした。離婚するまでは。
 あとアスペルガーというジョブのお陰で超必殺スキルである「過集中」が使えます。たまに狙ってなくても発動します。入力コマンドは自分でも不明です。今のところライティング中によく発動してます。時間や食事を忘れます。MP(マジックポイント)が一気に減ります。発動後はホイミもケアルも使えません。だから諸刃の剣。ちなみにレベルアップして身につけたスキルじゃなくて、生まれつきのスキルだから定型発達(普通の人)はいくら頑張ってスライム倒してレベル上げてもつきません。あしからず。
 趣味はライティングと読書と音楽鑑賞と映画鑑賞。あと子供と遊ぶ事です。たまに、本当にたまにフライフィッシングやります。リバーランズスルーイットの影響です。
 宜しくお願いします。

うつ発症のきっかけ

そもそも私がうつになる程に追い込まれたきっかえはズバリ元妻の浮気

だったんですね。前々からおかしいな、と思うところはあったけど、可愛い一人息子もいるし、そんな事は無いと信じていました。ミッキーマウスの中には人は入っていない、あれはああいう生き物なんだ、と同じくらい疑っ・・・いや、信じていました。私も頑張っていいパパやってましたし、家事も毎週末に献立考えて買い出し行って、毎日ご飯作って、食器洗って、その後子供をお風呂入れて、寝かしつけて。休日で仕事の無いたまの休みの日は頑張って外に誘って家族でお出かけ・・・と今思えばかなり涙ぐましい(無駄)な努力でした。はい。

で、浮気発覚→即別居となってわけですが、その後かなり凹んでうつになってしまいました。ああ、目の前で幸せが崩れていく・・・。こんなはずじゃ・・・。おかしい。夢なら覚めてくれ、と。

でも今ならわかるんです。世の中にあり得ない事なんか何にも無い。やらなきゃいけない事も何も無い。

例えば日本人の三大義務だって

納税の義務 ➡ 何で自分で選んで生まれてきたわけじゃ無いのに税金納めるの?

・勤労の義務 ➡ 働きたくても無理な人もいるよね。そもそもそこも含めて自由でしょ?

・教育を受けさせる義務 ➡ アメリカとかで子供に学校通わせないで親が教育する生活を選んでる人とかもいるよね?何で日本人はダメなの?

ってなぐあい。義務もなけりゃ揺るがない真実も無い。常に表裏一体。で、何でもできる。その気になったらブルースだって歌う(byoasis

事実をあるがままに受け止める。受け入れる勇気が必要なんです。

 

そして世界は喜びと幸せに満ち溢れている。今、苦しんでいる人がいたら伝えたいです。ドグマにとらわれるな、と。まあ、私じゃなくてジョブズの言葉ですが。

前置きが長くなりすぎましたが、そこで死にそうというか死にたくなってヤバい、息子のために生きなきゃ、と思って心療内科を受診したわけです。

つづく

 

アスペルガーな会社員のちサービスマン時々ライター

はじめまして。

読んで頂いてありがとうございます。

 

タイトル通りのアスペ会社員です。

最近離婚(妻の浮気)を契機にうつになって心療内科を受診してアスペの診断を受けました(泣)

 

それで、何を思ったか気分転換にライターを始めて、ついでにブログも始めてみようかな、と。(あわよくば稼ごうかな、と)

 

最近、世間はLGBTの人達を擁護するような風潮ですが(私も肯定派ですが)、アスペとか発達障害者に対してはどうなのよ!

 

 と文字(声)を大にして言いたい!(あんまりなってないけど)

そもそも生きづらいと思っていました。ええ、思っていました。例に漏れず。つい最近本当の世界を知りました。そしてネット上で様々な人のブログを見て勇気づけられました。本当に助けられました。

これから同じような境遇や立場の人たちにお伝えしつつ、世間に何か発信したいと思っています。

じっくり、ゆっくりやっていきますのでよろしくお願いします。